「Other Rooms | 狩野志歩、橋本晶子」

Loko Gallery, room 302（東京・代官山）

2022年6月1日〜19日

企画・主催：澤隆志、水田紗弥子
助成：公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京
協力：LOKO GALLERY, 株式会社FRM, Little Barrel

狩野志歩と橋本晶子による二人展。コロナ禍で多くの美術展が中止や人数制限を余儀なくされた2020年に発案され、90分枠の中、たった一人で「部屋」に入り、作品と向き合うことを意図し企画された。二人のアーティストの共通モティーフである、「個人的な部屋」「ここにいながらも遠くを感じる」ことをテーマに、映像とドローイング作品、ガラス瓶や本など様々なオブジェが配置された部屋は、静謐な緊張感とともに他者や外の気配を同時に感じる、誰かの部屋であって誰の部屋でもない空間となっている。

グループ展「SPRIGON」

Café&Galería PARADA（東京・吉祥寺）

2013年5月7日〜19日

「Sense of Realityー僕らの世界のつくり方ー」

市原市水と彫刻の丘（千葉）

2010年7月31日～9月26日

大小二つのアクリル板に映された映像によって構成されるインスタレーション。一方は、めまぐるしく変化する色や光のなかに、果物や植物の葉、何かをしている動作が垣間見える。もう一方は、果物とテーブル、カーテンが静止画のように見えるが、皿の上のナイフが非常にゆっくりと動き、時間経過とともに何をしている動作であるのか認識できる。モチーフとカメラの位置は全く変えず、撮影方法と編集によって、躍動する色彩と静謐な時間、それぞれ全く異なる景色を生み出している。

個展

Café&Galería PARADA（東京・吉祥寺）

2010年7月31日～9月26日

サウンド：狩野志歩＋渡邊ゆりひと

5チャンネル・ビデオ・インスタレーション「5つの窓」（2008年）を3チャンネルに構成した作品。

「イマジネーション 視覚と知覚を超える旅」

東京都写真美術館

2008年12月20日～2009年2月15日

サウンド：狩野志歩＋渡邊ゆりひと
技術支援：カワシマ・ラボ
協力：Café&Galería PARADA
支援：平成20年度文化庁若手クリエイター創作支援事業

「映像をめぐる7夜」

東京都写真美術館

2008年2月29日

「デジタルアートフェスティバル東京」

パナソニック東京センター

2008年10月24日

映像：狩野志歩
ベーシック・サウンド・ワーク：渡邊ゆりひと
サウンド・パフォーマンス：有馬純寿、渡邊ゆりひと（ヴォイス）

「ランダムに配置された2つのスクリーンと4つのスピーカーから、イメージとサウンドがリアルタイムに生成する。一回性の、引き戻せない時間のなかで、空間に散在する映像と音は緩やかに、絶えず変容し、観客が移動し、そこに留まることを選択することで、異なる姿を現すよう構成される。」（パンフレット解説）

個展

Space Kobo&Tomo（銀座）

2007年7月2日～7日

個展

ギャラリー175（韓国・ソウル）

2005年5～6月

グループ展「生成するエクラン」

art space kimura ASK?（東京・京橋）

2004年2月23日～3月4日

プロジェクターとスクリーンの間にはモニターがあり、同時に同じ映像が流れる。映像は小さな覗き穴から小さな本に向かってカメラがズームイン・アウトを繰り返すものである。スクリーンにはモニターの影も同時に投影されている為、本がある大きさに拡大されるまで、スクリーンにはその姿を現さない。

グループ展「けさ 鳥は鳴かない」

ギャラリー伝（東京・経堂）

2001年11月8～25日

3台のモニターにそれぞれ異なる編集（中央のモニターはオリジナル編集）の作品「揺れる椅子」を流し、時に同じショット、時に異なるショットが並ぶ。

個展

モリスギャラリー（東京・銀座）

2001年2月12～17日

5台のモニターからはビデオ作品「白いテーブルクロス」が、少しずつ時間をずらしながら流れている。映像は非常に微細な変化だが、輪唱のように次々とモニターから出る音（ピアノの単音）がその差異をダイナミックに強調する。